十二所には、漫画「鎌倉ものがたり」の主人公・一色先生が訪れた場所として「鎌倉ものがたり・一色先生の足跡板」としてクラウドファンディングで集めたお金で看板が設置されています。
鎌倉ものがたりの聖地巡礼地の1つとして訪れてみてはいかがでしょうか?
一色先生の足跡板「十二所」 詳細とアクセス方法
- 設置場所住所:〒248-0001 神奈川県鎌倉市十二所154 付近
- 見学可能時間:24時間
- 見学料(入場料):なし
- 駐車場:なし
- 登場話:第82話(8巻)
一色先生の足跡板「十二所」へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅から京急バス「鎌23・24」系統に乗車、「十二所神社」下車・徒歩約1分
地図上では「野地蔵」となっていますが、この野地蔵のすぐ横に一色先生の足跡板「十二所」はあります。
一色先生の足跡板「十二所」の写真と内容
鎌倉市の北東端に位置する地域で、昔は 「十二 郷ヶ谷」ともいわれたようです。 十二軒の村だっ たのでこういう名前がついたのだとか、 熊野神社の十二社があったからだともいわれています。
十二所には落ち着いた雰囲気の社寺や果樹園があり、ここから東へ進んだ先の朝夷奈切通し は、 鎌倉の自然を象徴するスポットの一つで、その名は朝夷奈三郎義秀という武士が一夜でこの峠を切り開いたという伝説からついたと言われています。漫画「鎌倉ものがたり」の中では、多くの謎を秘めた一色家のばあや「大河原キン」が住む、「鎌倉の秘境」として描かれており、山の神に人身御供を捧げる行事や、裁きに手心を加えてもらうために閻魔大王に袖の下を送る「冥途講」など独自の文化が残る地域として描かれています。
「冥途講」なる独自の文化は実際のところ無いようですが、鎌倉で盛んだった「庚申講」は、悪いことをしているのがバレないようにする民間宗教だったと言えるので、それを更に面白おかしく書いているように思います。
なお一色先生の足跡板「十二所」 は、一度車がぶつかったようで、しばらく曲がった状態でしたが、その後直されています。
クラウドファンディングで建てたものですから、大切に残したいですね。
実際の十二所について
実際の十二所は、県道204号線沿いを除けば非常に静かなところです。ただし谷戸が多く、田んぼが広がる田園風景にはほど遠いと言えます。
十二所果樹園から朝夷奈切通あたりは高い山ではありませんが、鎌倉の秘境と言われても納得してしまうほど、山深い感じがするところです。
近隣の観光スポット・関連リンク
- 十二所神社 (一色先生の足跡板「十二所」 すぐ近く)
- 十二所神社バス停の野地蔵
- 大江稲荷
- 光触寺
- 朝夷奈切通
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