亀ヶ谷坂には、漫画「鎌倉ものがたり」の主人公・一色先生が訪れた場所として「鎌倉ものがたり・一色先生の足跡板」としてクラウドファンディングで集めたお金で看板が設置されています。
鎌倉ものがたりの聖地巡礼地の1つとして訪れてみてはいかがでしょうか?
一色先生の足跡板「亀ヶ谷坂」 詳細とアクセス方法
- 設置場所住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内1518付近
- 見学可能時間:24時間
- 見学料(入場料):なし
- 駐車場:なし
- 登場話:第68話等(猫王の話としては6巻で登場)
一色先生の足跡板「亀ヶ谷坂」へのアクセス方法・行き方
- 北鎌倉駅から徒歩約11分(約800メートル)
- 鎌倉駅から江ノ電バス「A21・N2・K4」系統に乗車、「建長寺」もしくは「上町」バス停下車・徒歩約2分
茶屋かどの亀ヶ谷坂側の敷地内に設置されています。
一色先生の足跡板「亀ヶ谷坂」の写真と内容
亀ヶ谷坂は、鎌倉が天然の要害であることがよくわかる特徴的な名所,、切通 (きりどおし) の一つです。 扇ヶ谷から山ノ内に出る道のため往来が多く、商売でにぎわったことが鎌倉時代に成立した 『吾妻鏡』にも記されていることから、国史跡に指定されています。
「亀ヶ谷」の名前の由来ですが、一説には、むかし、 建長寺の大覚池にいた俺が、「たまにはこの世を見てみたい。」とこの坂を上りましたが、坂が急なため上ることができず引き返してきたことから「亀返坂 (かめがえりざか)」といわれるようになり、いつからか「亀ヶ谷坂」 となったと伝えられています。
漫画 「鎌倉ものがたり」では、数百年を生きる鎌倉の猫の総大将 「猫王」 の住処として描かれています。 猫王は、昔この坂を越えた先に実在した旅館 「香風園」 で飼われていた2匹の猫があまりにも巨大で面白かったため、2匹のうち1匹をモデルに西岸先生が生み出したそうです。
足跡版には上記のように書かれています。香風園は温泉(鉱泉)旅館だったと言われており、川端康成の「千羽鶴」は、香風園で書かれたと言われています。
実際の亀ヶ谷坂について
実際の亀ヶ谷坂は、舗装され切通の中では非常に歩きやすい道になっており、近隣に住む方の生活道路にもなっています。
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