海街diary 第3話は、すずの鎌倉での学校・サッカーチームでの話がスタートします。
それに合わせて鎌倉のいろいろなところが登場してきて、この場所はどこかな?と探すのも楽しいものです。出来る限り第3話で登場する鎌倉の場所を紹介します。
海街diary 第3話 詳細
- タイトル:二階堂の鬼
- 掲載巻数:第1巻
- 表紙:江ノ電極楽寺駅とすずと尾崎風太と緒方将志
- 登場場所:尾崎酒店・サッカー場・すず達の通う中学校・肉のナカムラ・大塔宮バス停・鎌倉宮の土牢・通玄橋の近く・理智光寺橋・獅子舞
- 鎌倉に関係するモノ:京急バス
第3話の表紙
第3話の表紙は、江ノ電極楽寺駅とすずと尾崎風太と緒方将志が描かれています。
香田家、すずの家が極楽寺なので、海街diaryには度々、極楽寺駅が登場します。
江ノ電の駅の中でも絵になることで人気で、休日ともなると写真を撮る人をよく見かけます。
第3話に登場する場所
第3話は、主に鎌倉市二階堂が中心になって描かれています。
- 尾崎酒店
- サッカー場(すず達のホームグランド)
- すず達の通う中学校
- 肉のナカムラ
- 大塔宮バス停
- 鎌倉宮の土牢
- 通玄橋の近く
- 理智光寺橋
- 獅子舞
尾崎酒店
コミック1巻の141ページ(電子書籍版)の1コマ目、尾崎風太の実家である尾崎酒店が描かれています。
設定では長谷にあることになっています。
ただ長谷で何回も探しましたが見つからず。でも雰囲気の似たお店は材木座にあります。
2階が無い尾崎酒店に見えませんか?
このお店は「萬屋商店」という酒屋さんで、夕方になると立呑も出来て、常連さんで賑わうお店です。常連さんの一升瓶のボトルキープもあります。
実際の雰囲気や立呑も出来る酒屋という設定はこのお店をヒントにしたのかな?と思いました。
サッカー場(すず達のホームグランド)
第2話の最初の試合や最後の方の試合はどこで行われたかわかりませんが、コミック1巻の146ページ(電子書籍版)のグランドは、すず達のサッカーチーム「湘南オクトパス」のホームグランドです。
ただ場所の特定は出来ていません。
恐らくモデルは、鎌倉海浜公園 由比ヶ浜地区のグランドだとは思いますが確定出来るものが出てきていません。
すず達の通う中学校(亀ケ谷中学校)
すず達の通う中学校は、この話では特徴が出てきませんが、モデルは御成中学校だと思われます。
作品では「亀ケ谷中学校」となっています。
詳しくは、第4話「花底蛇」で説明します。
肉のナカムラ
コミック1巻の155ページ(電子書籍版)で登場する「肉のナカムラ」、作中(7巻で判明)では由比ガ浜にあるお肉屋さんという設定です。
ただ由比ガ浜にこういうお肉屋さんはありません。
「肉のナカムラ」を見た時、モデルとなったお店は大町1丁目にある「北村牛肉店」だと思いました。
店舗の左側に肉を入れている冷ケース、右側にお惣菜を売っているところ、まるで「肉のナカムラ」です。
大塔宮バス停
コミック1巻の156ページ(電子書籍版)の下段に出てくるバス停は「大塔宮バス停」です。
同じページの1コマ目にバスの絵が描かれていますがバスの行き先表示で「鎌20」と書かれている通り、ここに来るバスは鎌20路線のバスです。
ただ風太が指を指している方向は間違っています。
鎌倉宮の土牢
コミック1巻の157ページ(電子書籍版)で、すずが土牢について説明しています。
土牢は鎌倉宮(大塔宮)の有料拝観エリアにあります。
このあと、多田のアパート「ラ・ぷちメゾン二階堂」へ向かいますが、二階堂にはそういう名称のアパートはありません。ただ見た感じが似ているアパートはあります。アパートなので写真の掲載はやめておきます。
通玄橋の近く
コミック1巻の160ページ(電子書籍版)の下段のコマ、すず達が坂道を降りてくるシーンがありますが、ここは鎌倉宮から瑞泉寺に向かう道で、瑞泉寺側から降りてきています。
実際のコマの絵と上記の写真を見比べてもらうと同じ場所であることがわかります。
理智光寺橋
コミック1巻の161ページ(電子書籍版)、すず達が川を見ながらコロッケを食べている橋は、理智光寺橋です。
紅葉の季節になると物凄く綺麗な紅葉が見られる場所です。
通玄橋近くの道からここまでは徒歩1分ほどです。
ただこの橋で川側を向いて座れるのは、さすが中学生と思いました。大人になったら怖くて座れません。
獅子舞
コミック1巻の173ページ(電子書籍版)、獅子舞の紅葉を見に行くシーンが描かれています。
獅子舞の紅葉は、鎌倉で最も美しい紅葉が見られるとも言われるくらい、美しい紅葉が見られるスポットです。
紅葉の見頃は12月初旬から中旬にかけてです。
第3話に登場する鎌倉関係のモノ
特に鎌倉に関するモノは出てきません。すず達が乗った京急バスくらいでしょうか。
モノではありませんが、名称だけ登場した場所について紹介します。
コミック1巻の182ページ(電子書籍版)で、多田が「おれんちのそばに首塚ってあんの」と言っていますが、一般的には「護良親王墓」と呼ばれるものです。ただ地元の方は「首塚」と言っています。
宮内庁が管理する史跡です。
第3話の感想や備考
第3話を読んだ感想は、2話に引き続きハードな内容だなと思いました。いきなりサッカーのチームメイトが足を切断する話なんて、ちょっと想像出来ないですよね。
それはさておき、コミック1巻の137ページ(電子書籍版)の1コマ目、背番号18番が描かれています。この伏線は、第2話(コミック1巻の88ページ・電子書籍版)の2段目のコマに書かれています。
18番誰だったっけ?ということから18番から始まる伏線の張り方、面白いですよね。
以上、海街diary 第3話(コミック1巻)「二階堂の鬼」の聖地巡礼でした。
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