海岸橋は、滑川の下流域にかかる橋です。海岸から2番目にある橋で橋からも由比ヶ浜が見えます。
若宮大路(県道21号線)の「海岸橋」交差点や近くのバス停名が「海岸橋」になっているのは、この橋の名称からです。
特色のある橋ではありませんが、鎌倉の歴史を垣間見れる橋です。
海岸橋 詳細
- 読み方:かいがんばし
- 所在地:神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-24・鎌倉市材木座3-5にかかる
- 全長:不明(Google Map上だと約23メートル)
- 開通年(竣工):1971年(昭和46年)1月
- 道路:市道
- 流れる川:滑川
- 形式:桁橋
- 下流側の橋:滑川橋
- 上流側の橋:閻魔橋
- 橋の下の通行可否:不可
海岸橋へのアクセス方法
*Google Map上に登録が無いため橋の近くの変電所に設定
- 鎌倉駅から徒歩約15分(約1.1km)
- 鎌倉駅(東口)から京急バス「鎌40・41・11)系統に乗車、「海岸橋」バス停下車、徒歩約2分
鎌倉駅から由比ヶ浜方面に歩いていくのに立ち寄るのがおすすめです。
海岸橋の備考
海岸橋から上流方向を見ると水道管が川の上を通っているのがわかります。これは「鉄管橋」と良い戦前に作られたものと言われています。
大正時代に横須賀海軍基地の軍備拡張にともない水道量が足りなくなり軍事用の上水道として海軍が建設工事を行ったそうです。その時に水道管を通した道が水道道・水道路と名付けられ、今も鎌倉の地名(バス停名や交差点名)として残っています。
海岸橋が出来る前は、この鉄管橋を渡る人もいたそうです。
海岸橋の見どころ・おすすめポイント
海岸橋の見どころは、海岸線にかかる滑川橋を眺められることです。
この辺りの滑川は海水と混ざっているエリアで、海の魚がこの海岸橋あたりまで遡上してくることがあります。
橋の上からは夏場だとボラやフグなどの魚が泳いでいるのを見られるかもしれません。
コメント