海街diary 第11話は幸の不倫相手の医師がアメリカに行くことになり、(結果的に)別れることになる話です。
タイトルの「止まった時計」はすずのことでありながら、同時に幸のことでもあると思えるストーリーになっています。
主に稲村ヶ崎から坂ノ下あたりの風景が描かれています。
海街diary 第11話 詳細
- タイトル:止まった時計
- 掲載巻数:第3巻
- 表紙:稲村ヶ崎にある歩行者用信号の横断歩道
- 登場場所:稲村ヶ崎・極楽寺駅・導地蔵尊・力餅家・尾崎酒店
- 鎌倉に関係するモノ:面掛行列
第11話の表紙
第11話の表紙は、おそらく「稲村ヶ崎駅入口」という交差点だと思われます。
話の後半に幸と椎名(不倫相手)とサンドイッチを食べている場所が稲村ヶ崎の上記写真の場所でその上にあるのが「稲村ヶ崎駅入口」です。
ここから家に海岸線を通って幸は帰っていったようですが、極楽寺坂を歩くのを嫌がる幸がここから自宅まで歩いて向かうというのは、ありえないと思うのですが、そこまで作中の位置関係は細かく描かれていません。
幸ならここから稲村ヶ崎駅まで歩いて、江ノ電で極楽寺まで向かうはずです。
第11話に登場する場所
第11話は主に稲村ヶ崎付近が描かれていますが、それ以外の場所もいくつか出てきます。
極楽寺駅
海街diaryでは定番の極楽寺駅が第11話でも登場しています。
鎌倉が舞台の漫画・ドラマは本当に極楽寺駅を使うことが多いのです。「最後から二番目の恋」シリーズも毎回、極楽寺駅は登場しています。
導地蔵尊
幸が極楽寺駅から帰宅する時にこの前を通っています。この建物の中に導地蔵尊が収められており、窓ガラスごしに見ることが出来ます。
なおこの導地蔵、鎌倉二十四地蔵尊霊場 第20番の地蔵尊になっていて極楽寺で御朱印がいただけます。
参考:導地蔵
尾崎酒店
尾崎風太の実家である尾崎酒店が描かれています。設定では長谷にあることになっています。ただ長谷で何回も探しましたが見つからず。でも雰囲気の似たお店は材木座にあります。
稲村ヶ崎(七里ヶ浜)
幸と椎名(不倫相手)とサンドイッチを食べている場所は江ノ電「稲村ヶ崎駅」から稲村ヶ崎に向かう途中の海岸線です。
第2話「佐助の狐」でも登場している場所です。
極楽寺に住んでいる幸がここまで来ることはほぼありえないのですが、不倫相手と日中に会うということで言えば、職場の同僚や香田家の面々と会わないようにするためにここを使っているとは考えられます。
力餅家(坂ノ下)
コミック182ページ(電子版)で幸が「なにこの混雑」とつぶやいている場所が「力餅家」の辺りです。力餅家の暖簾が描かれています。
「面掛行列」はこの近くにある「御霊神社」のお祭りです。
参考:力餅家
第11話の感想や備考
3年続いていた幸の不倫が終わり、すずのサッカーチームの監督である井上に気持ちが移っていく話になっていると言えます。
幸とすずの止まっていた時計が動き出すことになる話で「止まった時計」ではなく「動き出した時計」というのが本当のタイトルのように思いました。
幸が海岸で鳶をカバンで撃退しているシーンは幸の強さを引き出しているようにも思いますが、本当にこの辺りは油断して何か食べていると鳶に狙われるので注意が必要です。
以上、「止まった時計」海街diary 第11話(コミック3巻)についてでした。
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