海街diary 第7話は、香田姉妹の祖母の法事に、家を出た香田姉妹の母が来ることで、香田家にトラブルが発生する話です。
本当に少女漫画なの?と思うくらい大人の複雑な感情の機微が描かれ、じっくりと読みたく成る話になっています。
海街diary 第7話 詳細
- タイトル:真昼の月(まひるのつき)
- 掲載巻数:第2巻
- 表紙:(おそらく)明月院
- 登場場所:香田家・幸の病院・海辺のカフェ・香田家の墓地・導地蔵尊と極楽寺駅
- 鎌倉に関係するモノ:梅の実集め
第7話の表紙
第7話「真昼の月」の表紙は、恐らく明月院の石段です。2巻の表紙にもなっています。
実際には描かれているほどの幅はありませんし、紫陽花の時期は特定の人物をだけ入れて撮影することなんて出来ないほど混雑します。
参考:明月院の紫陽花
個人的には海街diaryなら、明月院ではなく成就院の紫陽花の時期で描いて欲しかったな~とは思います。成就院の紫陽花は、海と一望出来る景色ですし、香田家のある極楽寺からすぐの場所にあります。
第7話に登場する場所
第7話にはいくつかの場所が登場しますが、実際にわかる場所は江ノ電「極楽寺駅」付近のみです。
香田家
香田家は、鎌倉市極楽寺にある設定です。
梅の木がある設定だということが今回のことでわかります。
幸の病院
幸の病院は「鎌倉市民病院」という設定ですが、どこにあるかは不明です。
病院で働く幸に声をけてきた藤井先輩は、第2話「佐助の狐」第4話「花底蛇」に登場する藤井朋章(佳乃の元恋人)の叔母にあたります。
海辺のカフェバー
コミック2巻の151ページ(電子書籍版)で幸と藤井先輩が話す海が見えるカフェバーは、どこかは不明ですが、眺めや雰囲気的に由比ヶ浜沿いにある「シードレスバー」かな?とは思います。
香田家の墓地
香田家の墓地は、作品の流れから考えると極楽寺の奥にあることがわかります。
コミック2巻の183ページ(電子書籍版)で幸と幸の母で一緒にお墓参りをした後、184ページで極楽寺駅近くの導地蔵尊の前を通ることからです。
そうなるとあの辺りで墓地となると極楽寺の非公開の墓地か月影地蔵の後ろの墓地くらいしか無いと思います。
導地蔵尊と極楽寺駅
コミック2巻の184ページ(電子書籍版)で、幸と幸の母が極楽寺駅に向かって歩いていますが、導地蔵尊の前を通っているシーンがあります。
橋の欄干っぽいものが185ページで描かれていますが、これは導地蔵尊の隣にある桜橋という橋です。
その後に極楽寺駅が描かれています。
最後のシーンでは桜橋から極楽寺駅を見る幸の姿が描かれています。
極楽寺駅周辺は、まさに海街diaryの聖地だと思いました。
第7話に登場する鎌倉関係のモノ
第7話に登場する鎌倉関係のモノは特にありませんが、この話の最初に登場する梅の実集めが鎌倉らしさを感じさせてくれます。
風太と緒方将志が香田家の梅の実の回収を手伝いに来ているシーンから始まる第7話ですが、鎌倉で昔からある家だと庭に梅の木が割りとあります。
6月に入ると梅の実を取って梅干しにしたり梅酒を作る家庭も珍しくありません。
この時期に町を歩いていると梅の実を取っている光景を見ることも度々あります。
第7話の感想や備考
- 幸と井上泰之(すずのサッカーチームの監督)が初めて会うシーン
- 幸とすずが一緒にカレーを作っていて、すずが泣き出すシーン
- 幸が、母に対して、このひとも娘だったと理解したシーン
印象に残るシーンが多かった第7話です。
またタイトルになっている「真昼の月」、最初と最後で伏線回収されているのは、さすがだと思いました。
以上、海街diary 第7話(コミック2巻)「真昼の月」の聖地巡礼でした。
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