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初夏の朝夷奈切通を散策してきた

朝夷奈切通 切通訪問レポート

6月の中旬、初夏の朝夷奈切通を散策してきました。

バスで「十二所神社」まで向かい、そこから徒歩で向かいましたが、注意点もあるので、合わせてお伝えします。

初夏の朝夷奈切通は新緑が綺麗な季節で、訪れるのに非常におすすめの時期です。

十二所神社バス停から朝夷奈切通の入口までと注意点

十二所神社バス停

朝夷奈切通の最寄りのバス停は、十二所神社バス停です。

鎌倉駅東口の4番乗り場から1時間に4~5本のバスが出ているので、特に待つことなく乗ることが出来ます。

出来ればバスに乗る前に駅前の売店等で飲み物を購入しておくことをおすすめします。またゆっくりと散策するのなら、おにぎり等の食事も買っておくのがおすすめです。

十二所神社バス停の案内板

バス停近くには上記のように案内板があるので、歩いていく方角は迷うことはありません。

なお十二所神社バス停を降りたところには、お地蔵様と漫画「鎌倉ものがたり」の足跡版があるので、是非見てください。

時間に余裕があれば十二所神社への参拝もおすすめです。

十二所バス停から朝夷奈切通までの道

矢印の方角へと歩いていきます。

十二所の切通し庚申塚

途中、地層が見える場所があり、その上に仏像が建っています。これは切通庚申塚と呼ばれるものです。

昔はこの辺りまで切通しが来ていたそうです。またこの地層の上の部分までが本来の切通しの道があったところだったそうです。かなり掘り下げられたことがわかります。

またこの庚申塚のところでY字に道がわかれています。橋が見える方に進むのは間違いです。右側ではなく左側に進んでください。

その後は道なりにまっすぐです。

十二所バス停から朝夷奈切通までの道

庚申塚から3~4分も歩くと、アスファルトが無い道にたどり着きます。

十二所バス停から朝夷奈切通までの道にある自動販売機

ここに自動販売機があります。この先に自動販売機はもう無いので、飲み物を持ってきていないのなら、ここで買っていきましょう!

5月後半から9月くらいまで、飲み物無しで朝夷奈切通を散策するのは非常に危険です。

僕はこの時、500ccほど入るサーモスの水筒を持ってきていましたが、500ccだと足りませんでした。足りる足りないは個人差がありますが、最低でも500cc、出来れば1リットルくらいの飲み物は持っていた方が安全です。

十二所バス停から朝夷奈切通までの道

アスファルトの無い、砂利道の道を進むと途中から左側に細い川が流れています。

十二所バス停から朝夷奈切通までの道沿いの川

水の音が非常に心地よくて涼しく感じます。

朝夷奈切通 鎌倉側入口

バス停から歩くこと10分少々、朝夷奈切通の鎌倉側入口に到着です。

飲み物は忘れるべからず

朝夷奈切通・三郎の滝から横浜との境まで

朝夷奈切通 鎌倉側入口

訪れたのは2021年6月、横浜側の朝夷奈切通は通行止めになっており、全部を通ることは出来ない状況でした(2021年12月に通行止めは解除されました)。

なので、今回は鎌倉側のみの切通し散策となります。

朝夷奈切通 三郎の滝

鎌倉側の朝夷奈切通、入口には「三郎の滝(朝比奈の滝)」と呼ばれる小さな滝があります。夏場だと滝の水音がとても涼しげです。街中とか気温が2~3度低く感じられます。

朝夷奈切通碑

滝の横には時代を感じる石碑があります。1941年に建てられた石碑です。読みにくいのが難点ですが、内容が気になったら下記記事を参考にしてください。

朝夷奈切通

滝を見て石碑を見て、朝夷奈切通の散策スタートです。

朝夷奈切通

最初はなだらかな上り坂が続きます。

雨が降った後は道の中央にも川のように水が流れていることがあります。

朝夷奈切通

しばらく進むと右側は切り立った崖ですが、比較的なだらかな登山道のような道が続きます。

朝夷奈切通

入口から歩くこと5分ほどで、再び切通らしい雰囲気になってきます。

朝夷奈切通

いつのまにか左に流れていた水の流れが右側に流れるようになっていました。

朝夷奈切通

ハングオーバー気味にえぐられた岩肌がダイナミックさを感じさせてくれます。

朝夷奈切通

左右の岩肌、そして足元の石が削られて作られた道、切通らしい道です。

朝夷奈切通のお地蔵様

少し歩くとお地蔵様が置かれています。

浄誉向入供養塔と呼ばれるお地蔵様です。

朝夷奈切通

振り返ってみると結構な坂道を歩いてきたことがわかります。

朝夷奈切通

切通しなので左右は崖で木々もあり、比較的暗いのですが、木漏れ日が苔むした石にあたるととても綺麗な景色を見させてくれることもあります。

朝夷奈切通

そしてまた山道のような道に切り替わります。

朝夷奈切通

途中、やぐらの中に石塔があったり、歴史を感じさせてくれる風景にも出会えます。

朝夷奈切通

そして右前方に大きな岩肌が見えてきます。

朝夷奈切通

大きなやぐらがあり、その岩壁に仏像が描かれています。

朝夷奈切通

この仏像は、比較的最近刻まれたもので、歴史的な価値はまだ無いものとのことです。

朝夷奈切通

そしてここから先が通行止めに。

朝夷奈切通 横浜市の石標

横浜市となることがわかる石標がありました。この先からが横浜市です。

三郎の滝からここまで、写真を撮りながらゆっくり歩いて約25分でした。普通に歩いてくれば20分もあればたどり着けます。

たださすがに汗もかいて、喉も乾いているので、ここで飲み物を飲んで休憩しました。

この後は引き返して、十二所果樹園を経由して熊野神社まで参拝に行きました。

本当ならこの先に熊野神社への道があって、あと10分ほど歩けばたどり着けるのですが。

熊野神社は、朝夷奈切通近くにある鎌倉市と横浜市の境、横浜市側にある歩いてしか行くことが出来ない神社です。

初夏の朝夷奈切通へ行こう!

初夏の朝夷奈切通の様子をお伝えしてきました。

朝夷奈切通はいつ訪れても美しい場所ですが、初夏は新緑が美しくとてもおすすめの時期です。

7月8月になると暑さがましてきて、平地よりは若干涼しいものの、暑いので、体力が無いときつくなってきます。

体力に不安があるのなら6月の中旬くらいまでに訪れるのがおすすめです。

以上、初夏の朝夷奈切通を散策レポートでした。

  • 文化財登録:国指定史跡
  • おおよその住所:〒248-0001 神奈川県鎌倉市十二所
  • 管理団体:鎌倉市
  • TEL:0467-61-3857(鎌倉市文化財課)
  • 見学可能時間:24時間(夜は非常に危険)

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