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船祝いを見てきた!腰越漁港のお正月の年中行事

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船祝いを見てきた!腰越漁港のお正月の年中行事 鎌倉の海・散策レポート

毎年1月4日に腰越漁港で「船祝い」という行事が行われます。

腰越漁港の「船祝い」の様子を写真を添えて紹介します。

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船祝いについて

船祝いは全国各地で見られるお正月の風物詩です。

船祝いとは

腰越漁港の船祝いの様子

船祝いとは、新年になって初めての漁業に携わる人(漁師)が船出の前に行う儀式のことです。昨年の漁を無事に終えられたことを感謝し、新年も事故なく安全に出港できるように、そして新年も豊漁になるように「船霊(ふなたま)様」という船の神様に祈る儀式です。

大漁旗に飾られた漁船が並び漁船から「みかん」や「お菓子」などを訪れた人に振る舞います。

誰でも参加できて、事前に予約も不要です。もちろん無料です。

船祝いはみかん撒きとも言われる

腰越漁港の船祝いの様子

船祝いは別名「みかん撒き(みかんまき)」とも言われます。みかんを撒く理由は、みかんの黄色を黄金色に見立てており黄金がまた1年間の漁によって返ってくるようにとの願いがあるからと言われています。

「餅まき」のように「みかん」や「お菓子」などがまかれ、訪れた人で争奪戦になっています。

腰越漁港の船祝いの開催日時と行われる場所

腰越漁港の船祝いの様子

腰越漁港の「船祝い」は毎年1月4日8時30分頃から行われます。

年によって行われる行事は異なりますが、概ね8時30分から和太鼓の演舞が始まり9時頃から「みかん撒き」が行われ9時30分くらいには終了します。

腰越漁港への地図

江ノ電「腰越駅」から徒歩3~4分ほどの距離です。有料駐車場もありますが、混雑していて駐車するまでに時間がかかるので、公共交通機関で訪れることをおすすめします。

大船方面からなら、湘南モノレール「「湘南江の島駅」から徒歩12~15分くらいです。

腰越漁港の船祝いによる漁船による「初詣クルーズ」

腰越漁港の船祝いには漁船による「初詣クルーズ」が行われます。

漁船による「初詣クルーズ」について

腰越漁港の船祝いの漁船による「初詣クルーズ」

腰越漁港の船祝いでは漁船による「初詣クルーズ」が行われます。天候にもよりますが、ほぼ毎年行われているそうです。8時くらいから腰越漁港の「腰越漁港 直売所(腰越漁業協同組合)」の裏辺りで受付が行われます。

漁船による「初詣クルーズ」

大体先着100人くらいまでで、5つくらいの漁船に分かれて各船20人くらいが乗り込んで、腰越漁港の隣の小動岬にある「小動神社」と江ノ島の「江島神社」へ海上から参拝するということで出発します。

漁船による「初詣クルーズ」

漁船の名前が書かれた受付票(カード)が配られ「みかん撒き」が終わった9時30分ころから受付を開始して出港します。

「初詣クルーズ」に参加出来る人と費用

漁船による「初詣クルーズ」

初詣クルーズは先着順でほぼ誰でも参加出来ます。また費用は嬉しい無料です!

ただし未就学児(小学生未満)は、安全のため乗船は出来ません。

  • 小学生以上であること
  • 費用は無料
  • 受付の先着順(概ね100人くらい)
  • 天候次第で中止になることもある

先着順なので、絶対に乗りたい!という人は8時前には到着していた方が良さそうです。

腰越漁港の船祝いの様子

腰越漁港の「船祝い」の様子を写真を添えてお伝えします。

和太鼓の演奏・演舞

腰越漁港の船祝いの和太鼓の演奏と演舞

8時30分頃から和太鼓の演奏・演舞が行われました。

毎年必ず行われている訳ではないそうですが、概ね行われることが多いそうです。直近だと2023年は行われなかったそうですが、2024年・2025年は行われました。

腰越漁港の船祝いの和太鼓の演奏と演舞

物凄い躍動的な和太鼓の演奏で、会場にいた人が夢中になって見ていました。

演奏は「相州 神童太鼓」という神奈川県の湘南地域を拠点に活動している創作和太鼓集団が行っているそうです。鶴岡八幡宮の例大祭宵宮でも演奏実績があります。

動画もあるので良ければ見てください(2分ほど)。

船祝い本番・みかんまき

船祝い本番・みかんまき

和太鼓の演奏が終わると船祝い本番である「みかん撒き」が始まります。

2024年頃から腰越漁港内3箇所で行われるようになったようで、最初は漁港に入ってすぐの場所で行われました。

船祝い本番・みかんまき

投げる人にもよりますが、あまり遠くには届かないようで、近くの方が取れるようです。

船祝い本番・みかんまき

ここはどちらかと言えば子ども向きの会場に思いました。

船祝い

続いて漁港の中央付近で行われますが、漁港前のみかん撒きが終わる前にはスタートしていました。

船祝い本番・みかんまき

2つの漁船からみかん撒きが行われていましたが、1つの船は政治家さんが撒いていました。

SPが凄く多くて何事かと思いました。

船祝い本番・みかんまき

そしてほぼ同時刻に漁港の一番奥でも「みかん撒き」が行われていました。

ここは玄人用かも、玄人というものがいるのかどうかは不明ですが。

2つ目と3つ目の場所は海風が強いと投げられたみかんやお菓子が風に戻されて海に落ちてしまうこともあるのですが、3つの場所(漁港最奥)は、割と風が向かい風で人がいるところに吹いていることが多いようで、大量(大漁)に拾うことが出来るようです。

初詣クルーズ

みかん撒きが終わった後、初詣クルーズへ

漁船による「初詣クルーズ」・飯岡丸

今回は「飯岡丸」さんの漁船に乗せていただきました。

小動岬を海から見る

まずは小動岬を海から見て、小動神社へ海から参拝です。

小動岬を海から見る

小動神社の社殿と展望台が見えました。

鎌倉高校前駅の海を海から見る

江ノ電「鎌倉高校前駅」も見えましたし、鎌倉の海を一望できました。

小動岬を海から見る

小動岬を離れて次は江ノ島へ

江ノ島を海から見る

海から江島神社へ参拝です。

江ノ島を海から見る

この角度から江ノ島を見たことがないので非常にワクワクしました。

江ノ島を海から見る

第一岩屋へには「江島神社の発祥の場所」があるので、第一岩屋に向かって参拝しました。

動画もあるので良ければご覧ください。

船祝いに行こう!

大漁旗を飾った漁船と江ノ島

朝8時に訪れた腰越漁港、初詣クルーズから戻ってきたのは10時30分で合計150分ほどの滞在となりました。

この日は残念ながら雲が多く富士山は見られませんでしたが、天候に恵まれると富士山を見ながら船祝いを楽しめます。

機会があれば是非、腰越漁港の船祝いを見に行ってくださいね!

以上、腰越漁港のお正月の年中行事・船祝いについてでした。

基本情報

  • 日時:1月4日 8時30分~
  • 場所:腰越漁港
  • お問い合わせ腰越漁港(腰越漁業協同組合)
  • Tel:0467-32-4743

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