勝上献展望台から「覚園寺口」分岐までの天園ハイキングコースは、天園ハイキングコースのメインルートとなっている1つです。
勝上献展望台、十王岩という2つの絶景展望スポットがあり、建長寺からのアクセスも良いため、天園ハイキングコースの中でも人気のコースです。
勝上献展望台から「覚園寺口」分岐まで 詳細と主な登山口
- コース距離:約600メートル
- コース難易度:初心者向き
- コース上の高低差:約20メートル
- 水場:なし
- トイレ:なし
- 携帯・スマホ:ほぼ通じる
勝上献展望台から「覚園寺口」分岐までへの主な登山口
西端側
東端側
コース途中に合流する主な登山口
勝上献展望台から「覚園寺口」分岐までの難易度
各登山口の難易度は、それぞれの登山口の詳細を見ていただくとして、このルートの難易度は初心者向きです。
スニーカーでも大丈夫なくらいですが、雨が降った後だと滑りやすいところもあります。
また高低差があまり無いので、今泉台4丁目入口や今泉台六丁目公園入口などを使えば、体力に不安な方でも歩けると思われます。
勝上献展望台から「覚園寺口」分岐までの注意点
春から秋にかけてはスズメバチが出ることもあるので、スズメバチには最大限の注意を行ってください。
勝上献展望台から進んできて「覚園寺口」分岐まで来た際に、更に進んで大平山まで目指すかどうかは、体調で考えてください。
特に夏場は、予想以上に体力を消耗しています。脱水症状などを感じたら、「覚園寺口」分岐から今泉台六丁目公園入口からハイキングコースを出てタクシー等を使い帰路につくことも視野に入れておいた方が良いでしょう。
勝上献展望台から「覚園寺口」分岐までの見どころ・おすすめの時期
このコースのおすすめの時期は晩秋から3月くらいにかけてです。
勝上献展望台は、富士山も見えますが、夏場は晴れていても見えないことが多くなっています。しかし晩秋から3月くらいまでは、比較的富士山が見えることが多いです。
見どころは、何と言っても勝上献展望台と十王岩からの展望です。
特に十王岩からの展望は、鎌倉市の象徴的な通りである若宮大路を中央に鎌倉の街と海を一望出来る絶景スポットです。
源頼朝が、鎌倉を選んだ理由が「三方を山に囲まれ、海に面した天然の要塞だったから」と言われますが、その様子がわかる場所です。
コースから数メートル離れるため、知らずに素通りする人もいますが、非常に勿体ないので、是非立ち寄って見てください。
また少しコースから離れますが、朱垂木やぐらも鎌倉らしいスポットです。
コース上にもやぐらがありますが、やぐらの上の方に弘法大師像があるので、お見逃しなく。
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