鎌倉市内のスーパーマーケット一覧と日常使う近隣のスーパーマーケット

鎌倉市内には約20ものスーパーマーケットがあります。

どういったスーパーマーケットがあるのか、行政区分別に一覧で紹介した上でそれぞれの行政区分別に、どこのスーパーが人気があるのか紹介します。

スーパーマーケットの予備知識

面積的にはそれほど大きくない鎌倉市なのでスーパーマーケットの件数自体は少ないとは言えないものの、場所がかなり偏っており、鎌倉の交通事情を考えると決して便利な状態とは言えません。

またGMS（ゼネラルマーチャンダイズストア・大型のイオンのようなお店）と言われるスーパーマーケットは実質的にはイトーヨーカドーの1店舗のみで、後はSM（スーパーマーケット）と呼ばれる食品と日用雑貨（と一部衣料品）を扱う小型のスーパーマーケットとなっています。

なおここで紹介するスーパーマーケットとは、下記の6つのカテゴリーがあるスーパーマーケットのみを紹介しています。

• 農産売場（お野菜・果物こーなー）
• 水産売場（お魚コーナー）
• 畜産売場（お肉コーナー）
• 日配（デイリーコーナー）
• 加工食品（グロッサリーコーナー）
• お惣菜売場（デリカコーナー）
• 日用雑貨（ノンフーズコーナー）

最近ではドラッグストアやディスカウントストアでも似た品揃えになっていますが、ここでは紹介していません。

鎌倉市内のスーパーマーケット一覧

鎌倉および鎌倉市に隣接していて鎌倉市内から徒歩15分以内でいける距離にあるスーパーマーケットの一覧です。

それぞれの行政区分の地域別に紹介していきます。

鎌倉地域のスーパーマーケット

いわゆる鎌倉幕府が鎌倉としていた地域で、鎌倉駅を含みます。

鎌倉駅付近には東口に東急ストア、もとまちユニオンがあり、西口には紀ノ国屋がありますが、ともに価格帯は高めです。

特に紀ノ国屋は高級スーパーマーケットという区分になるので、安いスーパーマーケットとは品揃えが根本的に異なります。

鎌倉駅から少し歩いたところに「やまか鎌倉店」があり、鎌倉駅から徒歩10分圏内のスーパーマーケットとしては、もっとも安いスーパーマーケットです。

ただし東急ストアもセール時は非常に安いことがあるので、使い方次第では、東急ストアの方がお得になることもあります。

地元の人は、やまかと東急ストア、そして近くの「鎌万水産」という八百屋と魚屋がくっついたお店などを使って買い物をしています。

ただ鎌倉地域で十二所や二階堂、浄明寺といったところに住んでいる場合、日常的に鎌倉駅まで行くのが面倒であり、車やバイクですぐに行ける鎌倉市に隣接している「西友 逗子ハイランド店」を使うことも多くなっています。

また車の所有率も高いので、土日などは横浜市内の大型スーパーマーケットに行くこともあります。

深沢地域のスーパーマーケット

深沢地域は、鎌倉の西部の内陸部で、一部を除けば鎌倉らしさをあまり感じられないエリアです。

しかしスーパーマーケットは割りと充実しています。

一番人気があるのは「相鉄ローゼン 鎌倉深沢店」でつづいて「たまや鎌倉手広店」で、ともに駐車場があるので、車で来て買い物をされる人が多いです。

また鎌倉市内唯一のイオン系列のスーパー「グルメシティ 鎌倉店」がありますが、イオン系列の中でも価格帯が高いこと、品揃えが今ひとつなことから、あまり人気がありません。

腰越地域になるものの「ユーコープ西鎌倉店」を使う人も多いです。

まとめ買いだと藤沢駅前のスーパーマーケット（OKストア等）を利用する人が、多くなっています。

腰越地域のスーパーマーケット

腰越地域には4つのスーパーを紹介していますが、腰越に住む人以外、それぞれを使い分けている人は少なく、七里ヶ浜に住む人は、日常の買い物は「西友 七里ヶ浜店」で行います。

腰越に住む人は「フレッシュストア ヤオミネ」や「やまか江の島店」を使います。

「フレッシュストア ヤオミネ」から「やまか江の島店」まで徒歩3～4分の距離なので、チラシなどを見て、安い方で買う人が多いです。

なお「フレッシュストア ヤオミネ」は目の前を江ノ電が走ります。

大船地域のスーパーマーケット

鎌倉の中でもスーパーマーケットがもっとも充実しており、商店街も盛況なため、価格が他の行政区分よりも安いのが大船地域のスーパーマーケットです。

鎌倉唯一のGMSであるイトーヨーカドーもあります。安さは西友の方なので、駅チカのスーパーなら西友の方が人気です。

他の行政区分に住んでいる人でも、まとめ買いをする時は大船地域のスーパーマーケットや商店街を使う人も多くいます。

ただ、大船地域でも岩瀬に住んでいる人だと大船駅付近よりも日常では横浜市の本郷台駅の方が近い場合もあり、本郷台駅付近のスーパーマーケットを使う人も大勢います。

玉縄地域のスーパーマーケット

玉縄地域でも大船駅近くの人は大船地域のスーパーマーケットを使う人も多いです。

または大型の平面駐車場がある「ライフ鎌倉大船モール店」を利用することが多くなっています。

鎌倉のスーパーマーケットの価格は高いのか安いのか

鎌倉にずっと住んでいて特定のスーパーがメインになっていると、安いのか高いのか判断がつきにくいと思います。

また鎌倉に移住・引越してきた人だと、どこに住んでいたのかで、高いのか安いのかの判断が変わってくるでしょう。

ただいろいろな地域を転勤して暮らしてきた某大手スーパーの社員を20年ほどした管理人の立場からすると、鎌倉は平均的にスーパーの価格は高いです。

デイリー食品（牛乳や豆腐、納豆などの日持ちが3日から10日くらいなどの要冷蔵食品）は高い傾向にあるので、スーパーマーケットで購入せず、ドラッグストアで購入する人も多くいます。

牛乳の場合、スーパーマーケットだと168～198円くらいが多いですが、ドラッグストアだと158～178円くらいが多く、1割くらい安いことが多いです。

特に鎌倉地域・深沢地域・腰越地域は、スーパーマーケットと地元の個人商店（八百屋や魚屋）とドラッグストアを上手く使い分けて買い物をしている人が多いです。

人気のOKストア

鎌倉市内にはありませんが、お隣の逗子市と藤沢市にはOKストアというスーパーマーケットがあり、かなり安く人気です。

鎌倉地域で東急ストアやユニオンしか使っていなかった人が訪れるとあまりの安さにびっくりします。

ただOKストアは現金じゃないと安くならないという欠点もありますが、現金で購入することが多い人なら非常にお得なので、鎌倉市内の人もOKストアに訪れる人が多いです。

車がある人なら横浜市内に買い物に出かけた時に横浜市内のOKストアを利用することもよくあります。

我が家も月に1～2回、逗子のOKストアでまとめ買いをしています。

以上、鎌倉市内のスーパーマーケット一覧と日常使う近隣のスーパーマーケットについてでした。