鎌倉に日帰り旅行で来た時、どこに行けば鎌倉を楽しめるかな?という方に定番とも言える観光スポットを1日(日帰り)で周る観光モデルコースを紹介します。
特に鎌倉に来るのは初めてという鎌倉初心者向けのコースです。
ただし駆け足気味になるので、とりあえず人気のスポットを巡りたい方向けであって、おすすめはしません。
鎌倉の定番&人気観光スポットを1日(日帰り)で周る観光モデルコース
今回のコースは下記の通りです。
- 北鎌倉駅 到着
- 円覚寺を参拝(人気No.3)
- 明月院を参拝(人気No.7)
- バスで移動
- 鶴岡八幡宮を参拝(人気No.1)
- 段葛を歩く&ランチ
- 鎌倉駅からバスで移動
- 高徳院(鎌倉大仏)を参拝(人気No.2)
- 長谷寺を参拝(人気No.4)
- 長谷駅から帰路へ
鎌倉の人気スポット上位の内、5ヶ所を巡ります。
バスを使うことで、全行程で歩く距離は4~5kmほどに抑えてあります。
ポイントは、よくある鎌倉観光モデルコースだと鎌倉駅から江ノ電で高徳院(鎌倉大仏)を目指しますが、これだけ歩き疲れてしまうので、歩く距離が短くなるようにバスを組み込んでいます。
なおこのコースは大型連休(GW等)や紫陽花の時期、紅葉の時期は渋滞が発生したり参拝の入場制限などが行われるため、難しいコースになるので、その点だけは注意して下さい。
では、詳細を説明していきます。
10:00・北鎌倉駅 到着
東京駅で8時45分くらいに待ち合わせをして9時くらいの電車に乗れば、北鎌倉駅には10時には到着しています。
なお鎌倉のお寺は9時くらいから入れるところが多いので、1時間早めれば、他に立ち寄れるところが増えます。
でも8時前に都内などで集合って、結構キツいですよね。
ということで9時くらいに東京駅を出発する前提にしています。
10:05・円覚寺を参拝
円覚寺は、鎌倉を代表する寺院の1つで、人気の高いお寺です。
弘安4年(1281年)、北条時宗が国家鎮護のためと文永の役の戦没者の菩提を弔うため、円覚寺創建を発願し、建立が始められ翌年に創建されたと伝わります。
春は梅や桜、初夏は紫陽花、秋は紅葉が綺麗なお寺です。
全部を見ようとすると1時間以上かかりますが、今回は40~50分くらいで軽く参拝するようにします。とは言え、40分あれば主要なところは見られます。
11:00・明月院を参拝
丸い「悟りの窓」で有名な明月院、桜や紫陽花、紅葉の時期が特に人気です。
円覚寺からは徒歩10分くらいの距離です。
境内はそれほど広くは無いので、30分くらいあれば見ることは出来ます。
ただし紫陽花の時期だけは入場するだけで30分以上待つのが当たり前なので注意して下さいね。
バスで移動
明月院からバス停までは7、8分くらいです。
バスは明月院バス停からは、概ね15分・45分に出発しているので、明月院を11時30分くらいに出れば、11時45分頃のバスには間に合います。
*念のため事前に明月院バス停のバス時刻を確認してください。
12:00・鶴岡八幡宮を参拝
明月院からバスに乗って10分ほど、鶴岡八幡宮近くのバス停に到着します。
鶴岡八幡宮は、鎌倉でNo.1の人気を誇る観光スポットです。
参拝に概ね40分くらい見ておけば、お正月期間やお祭り期間以外なら境内を1周することが出来ます。
12:40・段葛を歩く&ランチ
段葛は鎌倉駅から鶴岡八幡宮を結ぶ参道です。通常は鎌倉駅から向かう時に利用しますが、今回は鶴岡八幡宮から鎌倉駅に向かう時に使います。
段葛沿いには、飲食店も多いです。また段葛の隣の通り「小町通り」にも非常に多くの飲食店があるので、段葛の散策をしてランチを楽しんでください。
小町通りは、鎌倉駅と鶴岡八幡宮を結ぶもう1つの通りで、お土産屋さんや飲食店などが数多く並ぶ通りです。お正月やゴールデンウィークは、なかなか進めないほど混雑します。
小町通りにはいろいろなジャンルの飲食店があるので気に入ったお店に入っても良いですし、食べ歩きをしても楽しめます。
ただ今回のようにあまり時間に余裕が無い時は事前に予約可能なお店で予約しておくことをおすすめします。
14時少し前くらいまでにランチを終えて14時には鎌倉駅へ移動します。
14:00・鎌倉駅からバスで移動
次の目的地である高徳院(鎌倉大仏)へは、多くのサイトで鎌倉駅から江ノ電を使って移動するように説明しています。
そのコースでも良いのですが、後半への体力温存のため、鎌倉駅からバスで高徳院(鎌倉大仏)を目指します。
鎌倉駅前から高徳院に向かうバスは1時間に5~7本くらい出ています。
江ノ電バスと京急バス、両方で出ていますが、早く来る方に乗車してください。
14:20・高徳院(鎌倉大仏)を参拝
高徳院(鎌倉大仏)は、鎌倉の中で人気No.2の観光スポットです。
実は由緒(歴史)がはっきりしていないお寺です。おそらくは13世紀に創建された寺院であるとは考えられています。
高徳院はそれほど広いお寺では無いので、15分もあれば見るだけなら大丈夫ですが、鎌倉市内でもリス遭遇率が高いお寺なので、リスを眺めていると結構時間が経っています。
また後半になって疲れてきていると思うので休憩を兼ねて40分くらいの滞在時間で考えてください。
15:10・長谷寺を参拝
鎌倉大仏から徒歩10分弱で最終目的地である長谷駅に到着します。
長谷寺は736年(天平8年)、観音像を本尊として聖武天皇の勅願により鎌倉長谷寺が創建されたと伝わります。
見晴台や散策路からは鎌倉の海を一望できます。
また四季折々の花が美しいことでも知られています。
見終わる頃には1時間近く経っていると思います。
長谷寺の参拝の後は、江ノ電「長谷駅」まで歩き(徒歩5分弱)、江ノ電に乗って帰路へとつきます。
今回のコースとコースアレンジ
今回のコースにかかる時間の詳細は下記の通りです。
10:00 | 北鎌倉駅 到着 |
10:05 | 円覚寺 参拝開始 |
10:50 | 円覚寺 参拝終了 |
11:00 | 明月院 参拝開始 |
11:30 | 明月院 参拝終了 |
11:45 | バスで移動 |
12:00 | 鶴岡八幡宮 参拝開始 |
12:40 | 段葛散策&ランチ |
14:00 | バスで移動 |
14:20 | 高徳院 参拝開始 |
15:00 | 高徳院 参拝終了 |
15:15 | 長谷寺 参拝開始 |
16:00 | 長谷寺 参拝終了 |
あくまでも目安であり、写真撮影が趣味な方や歩くのがゆっくりな方では異なってくることはご了承ください。また交通状況(渋滞等)による予定通りまわれないこともあります。
1時間早く来て銭洗弁財天も周るコースアレンジ
人気の神社「銭洗弁財天」にも立ち寄りたい!ということなら、出発時刻を1時間早めて、終了時間を20分ほど遅らせれば、可能です。
ランチの後、鎌倉駅から銭洗弁財天までは徒歩で向かいます。鎌倉駅(西口)から銭洗弁財天までは20分ほどですが、上り坂なので少し大変です。
往復で40分弱、参拝に30分、合計で70分ほどプラスで可能です。
高徳院や長谷寺に行くのを1時間遅らせると、秋から冬だと暗くなりすぎるのでおすすめ出来ません。
もう少しゆっくりしたいのなら海岸散策
長谷寺を見た後、もう少し鎌倉を楽しみたいのなら、長谷寺から海へ向かうのもおすすめです。
長谷寺から海(坂ノ下海岸)までは徒歩10分ほどです。
坂ノ下海岸からそのまま繋がっている由比ヶ浜に向かって歩くのがおすすめです。
長谷寺から海岸沿いを歩いてから鎌倉駅に向かう場合、徒歩60~90分もあれば大丈夫です。
30~60分早くきて人力車を楽しむコースアレンジ
出発時刻を30分早めれば人力車の乗って鎌倉の街を見ることも可能です。
明月院からバスで鶴岡八幡宮に向かうのではなく、若宮大路というバス停で降りて、事前に予約しておいた人力車に乗って、鎌倉駅周辺の寺社を30分かけて巡ります。
人力車なので、自分で歩かないで鎌倉の街を見てまわれます。
人力車って、どうなの?と思うかもしれませんが、人力車の俥夫さんって、凄く鎌倉に関する知識が多いので、いろいろと説明してくれて楽しめます。
僕も初めて乗った時は少し恥ずかしかったですが、恥ずかしいのは最初の3分くらいだけで、すぐに楽しめます。
なお人力車を予約する前にお得なクーポンが出ていないか確認してくださいね。
以上、鎌倉の定番&人気観光スポットを1日(日帰り)で周る観光モデルコースでした。
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