三和隧道は、鎌倉市極楽寺と鎌倉市笛田と結ぶ、元々は素掘りのトンネルです。
Google Map上では「打越トンネル」となっていますが、鎌倉市の公表資料には「三和隧道」となっています。ただ通称で「オバケトンネル(オバトン)」「カンカントンネル」と呼ばれています。
地元の人以外、ほとんど知られていない極楽寺から笛田・深沢方面へとショートカット出来る便利なトンネルです。
三和隧道の詳細とアクセス方法
- 読み方:さんわとんねる
- 通称:打越トンネル・おばけトンネル(オバトン)・カンカントンネル
- 管理団体:鎌倉市
- おおよその住所:〒248-0023 神奈川県鎌倉市極楽寺4-11 付近
- TEL:0467-61-3499(都市整備部道路課整備担当)
- 構造:アーチ
- 内装の種類:コルゲート巻き
- ランプの種類と数:蛍光灯 / 7個
- 建設年:不明(戦時中には既にあった)
- 車椅子通行可否:可
- 自動車通行可否:可(ただし軽自動車向け)
三和隧道へのアクセス方法(側)
- 江ノ電「極楽寺駅」から徒歩約15分(約1km)
- 鎌倉駅東口から江ノ電バス「F1・F11・K1・K3」または京急バス「船7・船8・船9・鎌2・鎌3・鎌4・鎌5」系統のバスに乗車、「打越」バス停下車、徒歩約10分(約650メートル)
極楽寺駅から向かうルートと「打越」バス停から向かうルートがあります。
どちらのルートから向かっても、それほど体力的な違いはありません。
三和隧道の注意点・備考
一応、歩道もあるトンネルですが車用のところはかなり狭いです。
また極楽寺側から入ると途中、非常に狭いところを通るため車の運転によほど慣れている方で無ければ危険です。軽自動車ならまだしも普通車であればかなり熟練していないと難しいです。
また極楽寺側の入口横にはやぐらのような防空壕のようなものがあります。
三和隧道の歴史・由緒
いつ頃作られたトンネルかは不明ですが、戦時中はトンネルの横に旧日本軍が作った倉庫もしくは軍事施設があったと言われています。
つまり戦時中には既にこのトンネルはあったことになります。おそらくは大正時代から昭和初期にかけて作られたものと思われます。
コメント