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名越切通

名越切通 鎌倉の切通

名越切通は、鎌倉を代表する7つの切通「鎌倉七口」の1つです。

鎌倉市と逗子市にかけての切通ですが、大部分は逗子市内になっています。

国指定史跡にもなっており、大規模なやぐらである「まんだら堂やぐら群」や大切岸も史跡の中に含まれています。

ハイキングを兼ねて訪れても楽しめる場所です。

名越切通の詳細とアクセス方法

  • 読み方:なごえきりとおし
  • 文化財登録:国指定史跡
  • おおよその住所:〒248-0007 神奈川県鎌倉市大町5-19 / 逗子市小坪1
  • 管理団体:鎌倉市・逗子市
  • TEL:0467-61-3857(鎌倉市文化財課)
  • 見学可能時間:24時間(夜は非常に危険)
  • 見学料(入場料):なし
  • 定休日:なし
  • 駐車場:なし
  • トイレ:なし(臨時トイレが設置される時あり)
  • 車椅子対応:なし
  • 公式サイト:なし

名越切通へのアクセス方法(始点・鎌倉側・大町口)

  • 鎌倉駅から京急バス「鎌30・31」系統のバスに乗車、「長勝寺」もしくは「緑ヶ丘入口」下車・徒歩約6分(約400~450km)
  • 鎌倉駅(東口)から徒歩約25分(約1.8km)

名越切通・大町口

名越切通の大町口(鎌倉側)の入口には上記の通り、入口に「名越切通」の案内板が取り付けられています。

名越切通へのアクセス方法(終点・逗子側・亀が岡団地口)

  • 逗子駅から京急バス「逗29」に乗車、「亀が岡団地北」バス停で下車、徒歩3分

アクセスはあまりよくありません。

名越切通へのアクセス方法(中間・浄妙寺緑地)

  • 鎌倉駅から京急バス「鎌36 ハイランド循環」に乗車、「夕陽台公園」下車・徒歩約9分

ハイランド・浄妙寺緑地の南側にあるお地蔵様のところから始まるハイキングコース(巡礼古道)を通ってくると名越切通の中間地点である「名越切通分岐」に到着します。途中には「お猿畠の大切岸」があります。

他にも逗子市の法性寺というお寺から入るルート、小坪階段口から入るルート等があります。

どのルートが良いか一概には言えませんが、浄妙寺緑地コースから入り、亀が岡団地口に出て、再び戻って大町口に出るコースがすべて網羅出来て、一番見どころの名越第一切通は2回見られるので、おすすめです。

名越切通の歴史・由緒

名越切通の歴史・由緒

名越切通は、鎌倉から相模湾沿いに三浦半島を結ぶ交通路で、『吾妻鏡』天福元年(1233) 8月18日条に「名越坂」として初めて登場し、明治時代になって直下を通る現在の横須賀線や 県道のトンネルが開通するまで、長い間幹線道路として使い続けられた重要な道です。

急峻な尾根を掘り割って造られた切通は、時代が下るにつれて通行しやすいように改修した り、地震等で崩れては復旧を繰り返しているため、鎌倉時代の姿そのものではありません。 しかし、その周辺には、横穴式の供養施設であるやぐらが約150 基も集中する 「まんだら堂やぐら 群」や、死者を荼毘に付した跡など、 中世の葬送に関する遺構が数多く分布するほか、切通の防衛にも関係すると考えられる人工的な平場や大規模な石切場跡 (大切岸) が尾根筋に見られるなど、古都鎌倉の周縁の歴史的景観をたいへん良く残しています。

説明板には上記のように書かれています。

吾妻鏡からわかる通り、鎌倉時代初期には既にあった切通だったことがわかります。

名越切通の訪問レポートと関連リンク

名越切通に訪れた時のレポートおよび関連リンクです。

名越切通の訪問レポート

5月後半の名越切通の様子
秋に浄明寺緑地から名越切通の全区間を歩いてきた

名越切通の関連リンク・周辺の観光スポット

名越切通のフォトギャラリー

名越切通

名越切通

名越切通

名越切通

名越切通

お猿畠の大切岸

まんだら堂やぐら群

名越切通 鎌倉川入口からの風景

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