5月の後半、まんだら堂やぐら群の特別公開に合わせて名越切通へ行ってきました。
新緑の美しい時期の名越切通は、ハイキングコースとしても訪れる人が多い場所です。
実際の名越切通の様子を写真を添えて紹介します。
お猿畠の大切岸の合流地点からの名越切通

名越切通は、いろいろなところから入ることが出来ますが、今回は浄明寺緑地からお猿畠の大切岸を通って名越切通へと入りました。
その時の様子は下記記事を見てください。

名越切通に入って、逗子方面へと向かいます。

しばらくは切通らしさを感じない山道ですが、新緑がとても綺麗でした。

まんだら堂やぐら群への階段の前を通り過ぎると、徐々に切通らしさが見えてきます。

この辺りにもやぐらか切岸っぽいところが点在しています。

やぐらが崩れた跡のように見えるところを通り過ぎると…

名越切通が紹介される時によく使われる場所、名越切通・第1切通に到着します。

非常に狭い切通ですが、元々はもっと広かったそうです。
これは関東大震災(1923年)で岩が動いて狭くなったそうです。地震でこんな巨大な岩が動くんだから、やっぱり地震の衝撃って大きいと感じます。

非常に狭いところを抜けると大きな切通に出ます。

坂道になっていてここを下ると逗子側の名越切通の入口です。
名越切通・第1切通の上を歩く

名越切通の逗子側の入口、今降りてきた坂道が見えますが左側に階段状の道があります。

恐らく後年作られた道だと思いますが、帰りはここを上っていきました。

上っていくと柵が見えてきました。

何か確認したくて、柵のところへ

展望台のようになっていますが、木々に囲まれて特に何か見えるようにはなっていませんでした。
ただ木々の間から名越切通・第1切通を眼下に見ることが出来ました。恐らく昔はここで敵が侵入してきたら迎え撃っていたところだったのかな?と思いました。

そして降りていくと第1切通に出ます。

左に見えるのが第1切通で、右側の斜面が今降りてきたところです。
ここからは来た道を再び通って、鎌倉市大町方面へと向かいます。

ここから先は切通らしさはありませんが、新緑を見ながらの散策には良いコースです。

結構な下りなので、上ってくるのはかなり大変そうです。
実際すれ違った人は、こんなに急な上りとは思ってもいなかったと、つぶやいていました。
だから僕はいつも大町方面からは上らず、反対側から入って、大町方面へは下っていくようにしています。

途中、シダ類が凄く生えているところがあります。

木漏れ日があたったシダが輝いて見えて、とても綺麗です。

しばらく進むと上記写真のよういコンクリートの土台に金網がついたところに出ます。

ここまで来ると山道を抜けるまでもう少しです。

そして鬱蒼とした森の中から出ると…

目の前が突然開けます。概ねここでゴールです。
冬の天気の良い日だと富士山が見えることもあるのですが、この日は見えませんでした。

もう少しだけ歩いていくと…

坂道に出て、この坂道を降りば民家が見えてきます。

坂を降りて振り返ったところ。ここで完全なゴールです。
名越切通を歩こう
名越切通に入ってから、まんだら堂やぐら群にも立ち寄って大町まで約1時間でした。

逗子側から入って、大町に抜けるだけなら30分もかかりません。
歴史を感じられる鎌倉七口の1つの名越切通、5月くらいは新緑が美しく切通散策におすすめの時期です。
是非5月の名越切通、まんだら堂やぐら群の限定公開と合わせて訪れてくださいね。
以上、5月後半の名越切通の様子でした。
- おおよその住所:〒248-0007 神奈川県鎌倉市大町5-19 / 逗子市小坪1
 - 管理団体:鎌倉市・逗子市
 - TEL:0467-61-3857(鎌倉市文化財課)
 - 見学可能時間:24時間(夜は非常に危険)
 - 見学料(入場料):なし
 
  
  
  
  












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