10月に鎌倉に旅行・観光に行こうかな?と思っている方へ、10月の鎌倉でおすすめの観光スポットやイベントを紹介します。
また注意点や遠方から来る人の場合、どういった服装で来れば良いのかも紹介します。
10月の鎌倉のおすすめ観光スポットとイベント
10月の鎌倉は暑くもなく寒くもない、鎌倉の散策に非常に適した時期です。
ただ1日限りの寺社の祭事・法事(縁日)はあるものの2日以上にわたって行われるイベント等は数が少ないのが鎌倉の特徴です。
光明寺 十夜法要
例年10月12日から10月15日までの三日三晩に行われる法会が「十夜法要」、通称「お十夜」です。
境内に多くの露店や並び、山門も公開されます。しかし一般的に観光として訪れて楽しめるのは、13日・14日の2日間です。
長寿寺の限定公開
長寿寺は、北鎌倉にあるお寺です。ただいつでも拝観出来る訳ではありません。
- 春から初夏:4~6月の金土日および祝日
- 秋から初冬:10・11月の金土日および祝日、12月1日から8日くらいまで
上記の期間しか拝観出来ないので、10月の金土日祝に鎌倉へ訪れたのなら是非とも立ち寄って欲しいところです。
10月だと紅葉には少し早いこともあり混雑もあまりしていません。その分、ゆっくりと美しい日本庭園を見ながら景色を楽しめます。
まんだら堂やぐら群の限定公開
まんだら堂やぐら群は、逗子市にある史跡ですが、鎌倉市と逗子市を結ぶ名越切通の中にあります。
まんだら堂やぐら群はいつでも見られる訳ではありません。
- 春・初夏:概ね4月下旬から5月いっぱいの土日月祝
- 秋・初冬:概ね10月下旬から12月中旬くらいの土日月祝
上記の期間しか拝観出来ないので、10月の後半の土日月祝に鎌倉へ訪れたのなら是非とも立ち寄って欲しいところです。
旧川喜田邸別邸 一般公開
例年10月の第1週の土日に「旧川喜田邸別邸」が無料で一般公開されます。
旧川喜多邸別邸は、江戸時代末期に創建されたと思われる建物を移築した建物です。
普段は公開されていないので、この時期に鎌倉に訪れたら、是非とも訪れてください。
鎌倉宮 薪能
毎年10月の前半から中旬にかけての金曜日に鎌倉宮で「薪能」が行われます。
1日限りの行事で事前チケット制となっていますが、多くの人が訪れて薪能を楽しんでいます。
すすきの鑑賞と富士山
10月の後半くらいになってくると、すすきの穂が綺麗に輝く季節になってきます。
海岸線にもススキが生えているところが多く、晴れて少し風がある日は輝く海とススキを見ながら散策するのがおすすめです。
坂ノ下海岸から稲村ヶ崎を経由して、七里ヶ浜などを歩いてみませんか?
10月に入ると空気がかなり澄んできて、稲村ヶ崎や七里ヶ浜から富士山が見える日が多くなってきます。
秋桜とお寺
10月の鎌倉で楽しめる花と言えば秋桜です。
秋桜が有名なお寺としては円久寺がありますが、最近だと貞宗寺や青蓮寺の方が多く咲いていておすすめです。
10月の鎌倉旅行の注意点と服装・気候について
10月の前半は日中はまだ20度を超える日が多いものの、暑かった9月までに比べると湿度も下がり、散策しやすい季節になってきます。
鎌倉の富士見スポットからは、富士山が見える日も増えてきます。
服装は半袖だと寒いけど、ジャケットを着ると暑く感じるという日が多いので、半袖シャツに脱ぎやすい薄手のジャケットがおすすめです。
ただし10月後半になるともう少し寒くなることもあるので、日中の最高気温が15度を下回るようなら、もう少し厚着をされることをおすすめします。
10月は紅葉はほとんど進んでいない
「鎌倉 観光 10月」等のキーワードで検索して検索結果の上位サイトを見ると、紅葉について書かれていることが多いです。
しかし10月の鎌倉はまだほとんど紅葉が進んでいません。
紅葉(黄葉)が早いと言われる安国論寺の銀杏でも黄葉が早く始まる年で10月後半になって見られるかな?というレベルです。
鎌倉の紅葉は11月後半から12月中旬くらいがおすすめです。
10月のハイキングは要注意
9月は台風シーズンですが、10月は台風シーズン後の倒木が多い季節です。
天園ハイキングコースの主要コースは整備されているものの、マイナーなハイキングコースは倒木したまま放置されていることが多い時期です。
また倒れやすくなっている木々もあります。
少しマイナーなハイキングコースを通る場合、十分に注意するようにしてください。
以上、【鎌倉旅行】10月におすすめの観光スポットや見どころ・注意点や服装についてでした。
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