鎌倉について調べていると「裏鎌倉」というエリアを紹介しているサイトがあります。
でも「裏鎌倉」って具体的にどこ?と思う方の方が多いのではないでしょうか?
裏鎌倉とはどこのことか?また何があるのか紹介します。
結論から言えば裏鎌倉は、マスコミ等が勝手に名付けたもので定まったエリアは存在しません。
裏鎌倉というエリアはどこか?裏鎌倉とは?
裏鎌倉はテレビ局等のマスコミやウェブメディア等が勝手に名付けたものであり、決まったエリアは存在しません。
ただネット上の情報をまとめると下記のエリアを指していることが多いです。
- 佐助や扇ガ谷、御成町などの鎌倉駅西口のエリア
- 湘南町屋駅や西鎌倉駅周辺の西鎌倉エリア
- 小町通りと段葛(若宮大路)の間にあるエリア
裏鎌倉は佐助や扇ガ谷、御成町などの鎌倉駅西口のエリア
裏鎌倉は、2024年5月に放送されたテレビ番組「帰れマンデー」で放送されたことで佐助や扇ガ谷、御成町などのJR鎌倉駅の西口からアクセスしやすいエリアのことを指すことが多いです。
JR鎌倉駅東口は、鎌倉の代名詞とも言える鶴岡八幡宮や小町通りなどがあります。鎌倉駅東口エリアを表とすることで、西口エリアを裏とした表現です。
この場合の裏鎌倉として有名なスポットは、御成通り・佐助稲荷神社・銭洗弁財天・寿福寺などがあります。
ネット上では2017年くらいから、JR鎌倉駅西口方面のエリアを言うようになっているようです。
湘南町屋駅や西鎌倉駅周辺の西鎌倉エリア
裏鎌倉としてかなり以前から言われていたエリアが西鎌倉あたりのエリアです。WEBメディアなどで言われることが多いのですが、最初から西鎌倉エリアや湘南モノレールエリアで良いのでは?と思えます。
*当サイトでは、この辺りのエリアを湘南モノレールエリアとしています
この辺りで有名なスポットは、神社仏閣などよりも飲食店・グルメとなります。檑亭やル・ミリュウ 鎌倉山などが有名な鎌倉山エリアや、にしかまプリンで有名な西鎌倉 レ・シューなどが有名です。
ネット上では2010年頃から西鎌倉あたりを裏鎌倉というようになっていたようです。
小町通りと段葛(若宮大路)の間にあるエリア
鎌倉で人気の小町通りと段葛の間には、いくつかの小路と呼ばれる場所があり、昔ながらのスナックや居酒屋も存在します。
この辺りのことを裏鎌倉という人も稀にいます。
裏鎌倉という共通認識のエリアは無い
奥鎌倉になると割と共通認識もありますが、裏鎌倉という共通認識のあるエリアは存在しません。人により思うもの・想像するものが違うためです。
ただ2024年に限って言えば、テレビの影響でJR鎌倉駅西口から進むエリアとなっていることが多いです。
またJR鎌倉駅は東口と西口がありますが、西口を駅裏という人は多く、その印象から裏鎌倉はどこ?と聞かれると鎌倉市役所周辺の佐助・御成町辺りを想像する人はそれなりにいます。
![鎌倉市 行政区分地図](https://kamakura.press/wp-content/uploads/2021/04/kamakura-area02-730x598.jpg)
鎌倉市 行政区分地図
ただ歴史的な背景から旧鎌倉市を表と考えると、天園ハイキングコースや葛原岡・大仏ハイキングコースを堺にして裏側と考えられるので、今泉や山ノ内、梶原や常盤あたりが裏鎌倉というべきエリアかな?とは思います。
なお上記の鎌倉市の行政区分地図で鎌倉地域に住んでいる人にしてみれば、玉縄地域は未知の世界であり鎌倉市であることすら知らない人もいます。そのため玉縄地域が裏鎌倉じゃないの?という発想そのものが無い人もいるので、玉縄地域が裏鎌倉という認識は低いです。
以上、裏鎌倉についてでした。
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