鎌倉に観光or旅行に行くけど、ヒール(かかとの高い靴)で行くのは大丈夫かな?と考えている方へ、ヒールのある靴で行くことに関して説明します。
結論から言えば、できればスニーカー等の歩きやすい靴がおすすめです。
鎌倉観光は歩くことが前提
鎌倉観光は基本的に歩くことが前提です。そして観光名所は多くは舗装されていません。
だからこそヒールではなくスニーカー等の歩きやすい靴がおすすめです。
それぞれ有名な観光スポットでヒールだと危ない理由を説明します。
鶴岡八幡宮だけでもヒールは難しい
例えば鎌倉駅から鶴岡八幡宮に行く場合でも、鶴岡八幡宮は舗装されていないのでそれだけで大変です。参道は石畳でスキマがありピンヒールだと簡単に転びます。
石畳以外の場所も砂利でヒールだと非常に歩きにくくなっています。
また拝殿に通じる石段もヒールだと転びそうで、きっと怖いと感じるはずです。
何より土日ともなれば人が多くなり、周りの人を巻き込んでしまったら…と考えたらより怖いと思いませんか?
長谷寺・鎌倉大仏もヒールだと危ない
鶴岡八幡宮に続いて鎌倉の人気観光スポットである長谷寺や鎌倉大仏もヒールだと危険です。
長谷寺はほとんどが綺麗な石畳でヒールでも比較的歩きやすいですが、長谷寺自体が階段が多くて大変な場所です。
人気の紫陽花にしても散策路そのものが階段ばかりで、ヒールだと転びそうな場所もいくつかあります。
鎌倉大仏の高徳院も石畳がメインで後は砂利だったり舗装されていないので、ヒールだと不便な場所です。
銭洗弁財天は行くまでが大変
銭洗弁財天は行くまでの坂道が非常に急な坂道であり、土日は車も近くまでいけないため、歩く距離がそれなりにあり急な坂道でヒール泣かせの場所です。
靴擦れ覚悟ならヒールでも大丈夫ですが、そんな覚悟なんてしたくないですよね。
明月院もヒールだと厳しい
紫陽花で有名な明月院も舗装はあまりされていないため、ヒールだと厳しい場所です。
また石段となっているところだとヒールだと転びそうできっと怖いと思いますし、実際に妻もヒールだと怖くていけないと言っていました。
海?ヒールが埋まります
鎌倉駅からも徒歩圏と言われる由比ヶ浜や材木座海岸、そもそも砂浜に入った段階でヒール部分が埋まります。
映画やドラマのワンシーンにあるヒールを脱いで走り出すなんてのは、空想の世界・ファンタジーです。
海の波打ち際に行くまでにヒールが埋まってまともに進めませんし、裸足になれば貝殻や石、捨てられたゴミなどで足の裏を怪我することもありえます。
江ノ島と富士山が見られる稲村ヶ崎にしても地面は砂利ですし、海の近くまで行こうとすればゴツゴツの岩場を歩くので危険です。
どうしてもヒールで鎌倉観光をしたい場合
でもおしゃれをして鎌倉を歩きたい!だからヒールで歩きたい!というのなら方法は概ね3つです。
- ヒールでも行きやすいところだけに行く
- 車で行きやすいところに行く
- 人力車を上手く利用する
ヒールでも行きやすいところだけに行く
鎌倉の人気観光スポットでもヒールで行きやすいところはいくつかあります。
鎌倉で最も混雑していると言われるほど人気の小町通りはアスファルトなのでヒールでも歩きやすい場所です。
竹林で有名な報国寺は石畳でヒールでは歩きにくいものの、他の人気の観光スポットと比べれば、まだ歩く距離が短いので気をつけていればどうにかなります。
他にも北鎌倉の円覚寺や建長寺なども全部ではありませんが、ある程度は舗装されていて比較的歩きやすくなっています。
後は美術館・博物館巡りです。
車で行きやすいところに行く
ヒールでも歩く距離を少なくすれば良いので車で行きやすい場所に行くという方法があります。
海なら駐車場からでも江ノ島と富士山が眺められる七里ヶ浜があります。
鎌倉のお隣江ノ島は、頑張ればヒールでも割と歩けるスポットです。島内に駐車場があるのも良い点です。
有料エスカレーターの「エスカー」を使えばとりあえず江ノ島の最高所である「江の島シーキャンドル」まではたどり着けます。ただし帰りは下りの階段がかなり続くので注意は必要です。
だから出来れば歩きやすい靴が江ノ島も本当はおすすめです。
人力車を上手く利用する
ヒールだからあまり歩きたくない!ということであれば、人力車を上手く使えばそれほど歩くことなく鎌倉観光を楽しめます。
安いところで30分5000円くらいからなので、ちょっと贅沢な鎌倉観光になりますが、靴擦れをしたり足を挫いたりすることを考えれば安いものかもしれません。
何より細かく説明してくれるし、穴場的なスポットにも案内してくれます。
なお先にじゃらんの「遊び・体験」で使えるクーポンを取得しておくとよりお得に人力車に乗ることが出来ます。
鎌倉観光のヒールは控えよう
説明してきた通り、鎌倉観光にヒールで訪れることは控えましょう。
ピンヒールは絶対にやめよう
上記の写真のようにヒールの高さが5cmくらいまで、かかと部分がフラットでつま先もあるタイプのヒールならまだ大丈夫です。
しかしピンヒールになると鎌倉観光は致命的なほど向いていません。
上記の靴を推奨している訳ではありませんが、鶴岡八幡宮や銭洗弁財天くらいなら大丈夫かと思います。
混雑しているところで足を踏んだら喧嘩になることも考えられます。
ピンヒールだけは絶対にやめておきましょう。
- ヒール高は5cm以内が目安
- かかと部分は面積がある程度あるフラットなもの
- 指先は怪我を考えてつま先のあるもの
- つま先が出てしまう場合、最低限ペディキュアで爪の保護を
どうしてもヒールがある靴の場合は上記の条件を満たすものがまだましです。鎌倉に生まれずっと鎌倉に住んでいた妻にいろいろ聞いて確認しました(笑)
つま先が開いているタイプの靴だと石畳などにつま先をぶつけてしまうと、爪が割れたり酷い時は爪が剥がれます。
石段・石畳の多い鎌倉だからこそ、つま先のある・つま先がガードされている靴を履いていくことを強くおすすめします。
気になるのはデートの時
気になるのがデートの時かもしれませんね。
女性同士なら事前にどんなどんな服装・靴が良いか相談も出来ますから、それほど悩むことも無いでしょう。
しかし彼氏に鎌倉に行くと言われただけで、どこに行くのか聞いてない、でもオシャレに着こなしていきたい時は悩むかもしれません。
でも楽しみにしているデートだからこそ、どこに行くか相手に聞いた方が絶対に良いです!
男性側にしても相手に嫌な思いをさせたくなければ、どんな靴が良いかある程度は事前にリサーチしておいた方が良いでしょう。これは思いやりです。
僕は長谷寺で女性に靴擦れが出来て喧嘩しているカップルを見たことがありますが、あまり見ていて気分の良いものではありませんでした。
オシャレな海岸線のレストランで食事だけど…
海岸線のオシャレなレストランで予約をしてくれているから…ということでヒールで行きたいと思うことも鎌倉や逗子・葉山方面ならあるでしょう。
ただ海沿いのレストランなら車で行くことの方が多いと思うので、少し荷物になるかもしれませんが、ヒールだけを別に持って行くことも可能ではないでしょうか?
車で送り迎えをしてもらうのなら、ヒールくらいの荷物ならそれほど苦にならないですよね。
想い出に残る旅行にしたいのであれば、是非よく話し合って、靴のことも考えて鎌倉に来てくださいね。
以上、「鎌倉観光&旅行、ヒール(かかとの高い靴)で行くのはあり?なし?」についてでした。
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