2019年秋から公式には閉鎖されていた天園ハイキングコースの「天園-瑞泉寺分岐」までのコースを通るべく、閉鎖解除された初日である2022年4月1日に、瑞泉寺口から獅子舞谷口・紅葉谷入口までまでハイキングをしてきました。
その時のコースタイムや景色を写真を添えて紹介します。
瑞泉寺口から獅子舞谷口・紅葉谷入口までの今回のコースタイム
鎌倉駅から鎌倉宮までバスで移動し、瑞泉寺口まで歩いて向かうルートです。
写真をかなり撮っているので、割りとゆっくり目のペースでの散策でした。
- 11:50・瑞泉寺口 出発
- 12:00・瑞泉寺口・胡桃ヶ谷入口合流点(分岐)通過
- 12:05・「瑞泉寺・梶原井戸」分岐 通過
- 12:35・貝吹地蔵 通過
- 12:45・展望スポット付近で休憩
- 13:00・「獅子舞・紅葉谷」分岐 到着・天園付近を散策
- 13:35・「獅子舞・紅葉谷」分岐 出発
- 13:55・獅子舞谷口・紅葉谷入口 到着
- 14:00・永福寺跡 到着
- 14:05:鎌倉宮到着 バスで鎌倉駅へ
途中で撮影等でかなり時間を取っているので、1時間以上の短縮が可能なほどゆっくりなペースです。
出発時間を早めに設定して、休憩等でそれほど時間を使わなければ、午後からもいろいろなところに立ち寄ることが出来ます。
出発時間が遅いのは、瑞泉寺に立ち寄って「瑞泉寺の桜」を見た後だったからです。
今回のコースの部分的な詳細は下記をそれぞれご覧ください。
この3つのコースを繋げたコースで今回はハイキングをしています。
瑞泉寺口から獅子舞谷口・紅葉谷入口までの様子
今回のハイキングの様子を写真を添えて紹介します。
11:50・瑞泉寺口 出発
11時50分頃に瑞泉寺口を出発しました。
非常に狭い入口だけに、初めての人だと不安になるかもしれません。
地面が土ではなく岩になっているところが多く、雨上がりの後だとかなり統べります。
12:00・瑞泉寺口・胡桃ヶ谷入口合流点(分岐)通過
ほとんど利用者がいない胡桃ヶ谷入口からの合流地点に到着。
今回のコースでここまでが一番上り坂が多く大変なコースで、ここから先は比較的アップダウンが少ないです。
12:05・「瑞泉寺・梶原井戸」分岐 通過
「瑞泉寺・梶原井戸」分岐は、明王院口からの合流地点です。
ここから天園までが長らく通行禁止になっていました。
「瑞泉寺・梶原井戸」分岐から歩くこと1分弱で上記の案内板がありますが、この案内板の裏側が、十二所側入口へのルートです。
少し歩くとヤマザクラが咲いていました。
少し歩くと、瑞泉寺 徧界 一覧亭の屋根だけが見えてきます。
少し進むとやぐらがあります。
北条首やぐら・瑞泉寺裏山やぐら群とも言われています。
岩で少しゴツゴツした道になりますが、その辺りに右側に降りていくルートがあります。
吉沢川入口に繋がるコースです。
12:35・貝吹地蔵 通過
コース上からだと右の石標しか見えませんが、少し上ると貝吹地蔵が見えます。
この辺りは少しアップダウンがありますが、距離的には短いので、それほど大変ではありません。
近くにもう1つお地蔵様が建っています。
12:45・展望スポット付近で休憩
貝吹地蔵から少し歩いたところで桜が咲いていました。
途中、上記写真のように少し開けて、丸太が置かれ座れるようになっているところがあります。ここが「瑞泉寺・梶原井戸」分岐から「獅子舞・紅葉谷」分岐までで一番眺めが良い展望スポットです。
この日は、スタートした時は曇りでしたが、徐々に晴れてきてここから富士山を見ることが出来ました。前に電線があるのが邪魔ですが。
目線を山側に向けると山に咲いた桜がまるで奈良の吉野山に近い雰囲気があります。
管理人が知る限り、天園ハイキングコースで山に咲く桜が一番多く見えるのがここからです。
かすかに見える富士山の山に咲く桜、とても雰囲気が良い場所です。
13:00・「獅子舞・紅葉谷」分岐 到着・天園付近を散策
「獅子舞・紅葉谷」分岐に到着
休憩というよりは、この辺りを散策しました。
天園休憩所裏側の展望スポットからの眺め、晴れてはいるものの霞みがかった状態ではっきりと遠くは見えないようになっていましたが、鎌倉の街と海が一望出来る素晴らしい場所です。
天園ハイキングコースの中の展望スポットの中では3番目に美しい場所だと思います。
ただこの景色が見られる場所で、お弁当を食べている初老の女性2人がいて、移動するまで待っていたので、ここでかなり時間がかかりました。
景色が良い場所でお弁当を食べたりして独占するのは、どうかと個人的には思っています。
綺麗な景色が見られるけど狭い場所なら、他の人のことも考えて独占するのはどうかと思うんです。
綺麗な場所ならみんなで譲り合って景色を楽しみたいと思いませんか?
13:35・「獅子舞・紅葉谷」分岐 出発
天園の分岐から獅子舞・紅葉谷方面へと降りていきます。
天気が良い日だとここから富士山が見えます。
このルートの見どころとなっている獅子岩、でもなぜこれが有名になったのか疑問です。
獅子岩から少し降りたところ、モミジに新緑がとても綺麗でした。このモミジ林があることから紅葉谷とも呼ばれ、鎌倉の中でも有数の紅葉スポットです。
切通上になっているコースを通って下山していきます。
横に小さな川が流れている岩の道を降りていくとまもなくこのコースも終了です。
13:55・獅子舞谷口・紅葉谷入口 到着
送電所が見えてきて、ゴールです。ここから永福寺跡を経由して鎌倉宮のバス停へ向かいます。
送電所から5分ほど歩くと永福寺跡に到着します。
今回のルート・コースがおすすめの人
今回のコース・ルートは天園ハイキングコースの中でも割りと短めのコースです。
だから体力にあまり自信が無い人向きのコースと言えます。それでも展望スポットがあったり、美しい切通を見られたり、やぐらも見られる鎌倉らしさを感じられるコースです。
また天園には「天園休憩所」という峠の茶屋的なお店もあるので、茶屋で休んで体力的に大丈夫そうなら、もう少し先まで歩いてみるのも良いでしょう。
またハイキングの前に瑞泉寺を拝観したり帰りは鎌倉宮を参拝したりするのもおすすめです。
以上、春の瑞泉寺口から獅子舞谷口・紅葉谷入口までの天園ハイキングコースレポートでした。
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