ハイキングコースとしても人気の鎌倉市内最大の梅林がある十二所果樹園、春先になると梅を見に訪れる人が多くいます。
一面に見える梅は迫力があります。
十二所果樹園に梅を見に行こうかな?と考えている方に十二所果樹園の梅の見頃や様子を写真を添えて紹介します。
十二所果樹園の梅の見頃
十二所果樹園の梅の見頃は、例年であれば2月中旬から3月上旬頃となっています。
ただし十二所果樹園は、十二所果樹園展望台から下と上に大きく別れており、上(東園と呼ばれる)は、概ね2月中旬から3月上旬となることが多いのですが、下側(入口側)は、少し遅れて見頃になることが多くなっています。
また下側(入口側)も入口に近い方は2月中旬から3月上旬が見頃になっていますが、入口から少し進んだところは、1週間ほど遅れることがあります。
十二所果樹園には約400本もの梅があると言われています。
この数は鎌倉の寺社で一番大きな梅林を持つ瑞泉寺の約3倍の数です。
十二所果樹園の梅の様子
朝夷奈切通の鎌倉側の入口から、ちょっときつい坂道歩くこと約10分で十二所果樹園の入口に到着します。
門全体が開いている時もありますが、上記のように一部のみが開いていることもあります。
中に入るとすぐに梅が咲いていました。
ただ梅林・果樹園というよりは自由気ままに梅の木が置かれているような感じがします。
しかし入口から5分ほど坂道を上がっていくと梅林・果樹園らしい景色になっていきます。
ただこの辺りは少し開花が遅いようで、少しは咲いているものの見頃はまだ1週間くらいはかかりそうです。
それでも中にはある程度咲いた梅もあり、梅の香りが漂い、春らしさを感じられます。
紅梅という訳ではなさそうですが、薄いピンクの梅もありました。
入口から10分ほど歩くと一旦最上部のようなところに出ます。
ここか鉄塔が見える方向に進み階段を上ります。
階段を上り終えると鉄塔があり、左右に道がわかれています。
左側に進むと十二所果樹園の展望台があり、天気がよく空気がクリアな時は海や富士山も見ることが出来ます。
この鉄塔の付近から東側を見ると…
一面の梅!
ほぼ満開の梅が山の斜面一面に咲いています。
この景色は圧巻です。
ここまでバス停から順調に歩いてきて約30分の坂道&山道、でもそれだけ歩いてきても見る価値がある風景が広がります。
東園の梅林は立入禁止になっているので、近づけませんがすぐ近くに小さい梅もあるので、梅のアップは近くの梅で楽しみましょう。
一面の梅を見て、近くで梅を見て癒やされる十二所果樹園です。
十二所果樹園の梅を見に行こう
2月下旬から3月上旬ともなると日中は10度を超える日も出てきます。
少しだけ厚着をしていけば、お弁当を持って出かけるハイキングには最適な場所です。
十二所果樹園の展望台の標高は約149メートル、これは鎌倉で2番目に高い高さです。
だから晴れていれば海や富士山も見ることが出来ます。展望台には上記の写真のようにテーブルと椅子も置かれているので、ここでお弁当を食べて休んでから帰路に向かえばバス停から往復で2~3時間のコースとなります。
帰りはちょっと頑張って熊野神社経由の朝夷奈切通を通って帰路につくというルートもあります。
是非、梅の季節に十二所果樹園に訪れてくださいね。
以上、十二所果樹園の梅の様子と見頃についてでした。
- 主な住所:〒248-0001 神奈川県鎌倉市十二所576
- TEL:0467-23-6621(鎌倉風致保存会)
- 駐車場:なし
- トイレ:なし
- 携帯・スマホ:全キャリアほぼ通じる
- 自動販売機・売店(飲物販売):なし
- 水場:なし
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